実家にあった『ぶたのたね』という絵本。
はて、聞いたことのない絵本だなぁと思いながら、
娘に読み聞かせしてみたら、こっちがどハマリ!!!!
設定もストーリーもおもしろくて、
単純明快な絵が、これまたおもしろさに拍車をかけてくれる!!
ぶたよりも足が遅くて、ぶたを捕まえることができず、
ぶたをまだ一度も食べたことがないおおかみの物語。
ぶたを食べてみたくて仕方がないおおかみが、
きつねはかせに相談に行くと、
はかせがくれたのは彼が発明した『ぶたのたね』。
ぶたのたねをまくと、生えてきた木にぶたの実がなるということなのですが・・・
はたしておおかみは、おいしいぶたにありつけるのか!?
これまで、この本にそれほど興味がなかった娘が、
急に何度も「よんでよんで~」と言い始めたのは、
おそらくEテレの『いないいないばあっ!』で
『たねたね』というたねの歌を聴いてから。
以前この本を読むとき、ぶたのたねと言っても、
たねの説明が難しいなぁと思いながら、
それとなく、なんとなく説明してきましたが、
やっぱりEテレにはかなわない・・・。
ありがとうございます。(ペコリ)
ところで、大人からすると、
木にぶたがなってる絵とか、本当にシュールすぎて、
おかしくて仕方ないのだけれど、
果たして娘はこれをどう捉えているのかしら。
実際に目で見たことはないけれど、
本当にこういう木があると思っているかもしれないし、
ぶたが木になっていることも、不思議でも何でもないのかもしれない。
そもそも、おおかみがぶたを食べるということも、
我々からしたら当たり前というか、
そういうものだと思い込んでしまっているけれど、
彼女からしたら、逆にこれは不思議なことなのかもしれないなぁ。
2歳半で読むには少し長いお話なので、
娘がどこまでどういう理解をしているかわかりませんが、
絵を見ながらいろいろ聞いてくるので、
それはちゃんと答えていこうと改めて思ったのでした。
年齢を重ねるごとに、彼女の中での理解も変化していくだろうから、
それはそれでまた楽しみ☆
余談ですが、私はこの『ぶたのたね』を発明した
きつねはかせのセリフを読むのが得意です。
「フォッフォッフォ」的な口調で読むのがポイントなのですが、
そんな自分を俯瞰しながら、ちょっと笑いそうになる今日このごろです。
私もまだ持っていませんが、続編?もあります。
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