先日久しぶりに行った子育て支援センターにて、
段ボールでできた冷蔵庫と電子レンジに釘付けだった娘。
あぁ～、そうだよね～、こういうの絶対楽しいよねぇ～、
私ですら楽しいもんなぁ～。
材料があれば作ってみたいなぁ～。
帰宅後。
「でんしれんじ、つくってみる！」
え？いま？
あたしゃ、あなたが寝たあと、
夜中にゆっくり作ってみようかと思ってたんだけど、いま？
私に似て、思い立ったらすぐ行動したがりの娘。
母になった私は、ある程度この症状が落ち着いてきて、
今回もネットでいろいろ作り方や材料見ながら、
一番簡単で安上がりそうなものを見つけて、
じっくりじっくり作っていこうと思っていたのに、
娘は「いま」作りたいと言う。
しかも、お昼ごはんを終えて、
まさに今からお昼寝しようと思っている「いま」。
私が愛してやまない、料理コラムニストの山本ゆりさんが、
最新エッセイ本の中で言っておられました。
「子供は今を生きることに長けている」と。
あぁ、こういうことだね。なるほどね。
あなたは「いま」を生きているんだね。（突然悟り始めた）
「いま」作るなら、それなりに完成させてあげたいし、
だからと言って、テキトーなものは作りたくない。
支援センターの電子レンジを思い描きながら、
「いま」家にあるもので、
（え！？ちょっと待って！？私も「今」を生きている！！笑）
どうにか作れないかと思案したものの、
電子レンジはちょっと難しそう。。
ならば、冷蔵庫はどうだろう？
空き段ボールをわさわさと見てみると、
（いや、わさわさするほど段ボール家にないです。ちゃんと定期的に捨ててます。）
ビールの段ボールが目に入ってきた！
これ、、うまく使えばいけるんじゃない！？
作り方は下記の通り。
（書くほどのものでもなくてごめんなさい。。）
- 段ボールの側面3辺をカッターで切り、冷蔵庫の扉にする。
- 扉部分は補強と安全を考えて、ガムテープなどで辺を覆う。
- 扉の取っ手部分は、段ボールを数枚貼り合わせて、持ちやすい厚さにする。
- 冷蔵庫の中に2枚ほど重ねた段ボールを入れると、
2段の冷蔵庫になって、よりリアルになる。
- 冷蔵庫がぴったりしまるように、本体と扉にそれぞれ板状のマグネットを取り付ける。
※使用したマグネットはセリアで購入したこちらです↓↓
粘着テープ付きなので、わざわざ両面テープを引っ張り出してくる必要もなく、
とっても便利でしたが、粘着力はちょっと弱め。
でも、磁石としての力具合が申し分ないほどちょうどよかった！
今回の最大のポイントはノンアルビールの段ボールを使ったこと。
（え、そこ。）
ジュースでもなく、お菓子でもなく、しかもビールでもなく、ノンアル！
どうしてもビールが飲みたくなる週末。
そこで餃子なんて作った日にはもう手を出したくてたまらないのですが、
アルコール摂取時の寝落ち率が99%のため、
どうしてもやらねばならない作業がある日のために
わざわざノンアルを箱買いしました。。
全くかわいげのないこのデザインに娘は
「パパのビールだね！カッコいいねぇ～！！」
と言ってくれました。。さすが我らの娘だよ。。。
これ、ビールじゃなくて、炭酸飲料（ダサすぎ。）なんだけどね。
せめてモルツとかエビスとか、そういう箱で作ってあげたかったなぁ。
ネットで出てくる段ボール冷蔵庫は、
とてもかわいい布などで装飾されていますが、
我が家はこれで完成でございます。
将来、娘が使わなくなったら、これにビールたくさん詰めて、
ビール専用冷蔵庫にするんだ！（どれだけの電気代かかるんだろ。）
余談ですが、私も思い立ったらすぐ行動したがりだった頃、
酔っ払いで帰宅中の電車の中で急に思い立って、
iPhoneのホームボタンに嵐のマークを入れたくなり、
ホームボタンのデコシール（透明版）を降車後すぐに買って、
酔っぱらって手元がふらふらなのにもかかわらず、
「いま」やりたいという衝動が抑えきれず、
帰宅後すぐに、手持ちの貴重な嵐マークをガタガタに切って、
デコシールで保護したものの、
やはり酔っ払いがやったことなので、数分後には剥がれ、
貴重な嵐シールも、数百円かけたデコシールも、
ごみ箱に葬られたという出来事があります。
あのときは、酔っ払いながらも
「え、何でいまやったんだろう」と自分を俯瞰し、呆れましたが、
あのときは「いま」を生きていたんだと思うと、
ちょっと誇らしくなりました。
（ゆりさんのおかげ。）
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