大井川鐵道きかんしゃトーマス号初乗車!初心者さん向けイチオシプランはこれだ!

転車台に乗るトーマス号 旅行

静岡県大井川沿いに走る大井川鐵道。
この大井川鐵道を期間限定で走る『きかんしゃトーマス号』に2歳の息子と私の母と初めて乗車してきました!

やんちゃ息子を連れての電車旅。
無理をしないプランを選んで行ってみたら、これが大正解!
トーマス号初心者さん(特に遠方からの初心者さん)に絶対おすすめしたい、私たちのプランをご紹介します。

乗車券と宿泊のセットプランが断然オススメ!

今回私たちが予約したプランは、トーマス号の乗車券とホテルの宿泊がセットになっているもの。
2025年版ではこちらが該当します。

このプランを一言で言うならば、

ほどよくフリー、ほどよくツアー

であるということ!

「とにかく大井川鐵道は遠いところにあるらしい」(ちなみにみたこ家は埼玉県にあります)
という漠然としたイメージの中で、
「行くなら今だ!」と急遽決めた今回の子連れ旅。

電車やプラレール、踏切や機関車が大好きな息子を喜ばせたい!という思いを抱きながらも、
決して無理のないように過ごせるプランを探し、行きついたのがこのプランでした。

プラン概要

今回のプランの概要は以下の通りです。

1日目
15:00
静鉄ホテルプレジオ静岡駅南に各自チェックイン。(新幹線や在来線の切符代は各自負担です)。

2日目
新金谷駅まで各自で移動。(新金谷駅までの移動にかかる費用も各自負担です)。
10:36
新金谷駅よりきかんしゃトーマス号往復乗車
12:09
新金谷駅着

JR静岡駅から大井川鐵道新金谷駅までの移動は

JR静岡駅→JR金谷駅→大井川鐵道に乗り換え or タクシー or バス(しずてつジャストライン)→大井川鐵道新金谷駅

という行き方になるのですが、うまくいっても1時間弱はかかります。

JR東海道本線は1時間に3本程度ありますが、
金谷から新金谷に向かう大井川鐵道(下り)は本数が少ないため注意が必要です!

ただ、JR金谷駅にはタクシーも待機しているようで、
人が殺到していなければタクシー移動も使えます。

ここからは、このプランのおすすめポイントを具体的に解説していきます。

おすすめポイント① ゆったり過ごせる2日間

このプランで時間がきっちり決まっているのはトーマス号の乗車時刻のみ。
そのほかはすべてフリープランなので、
1日目は宿泊をメインにしてゆっくり出発するもよし、
静岡の観光地を回るもよし、
新金谷まで行ってみるもよし!

お子様の年齢やご家族の状況に合わせて柔軟に動きやすく、
宿泊先も確保できているというのが最大のおすすめポイント!

ただし、1日目も新金谷に行く人はご注意を!
トーマス号が運行していない日は新金谷に行ってもトーマスがいません!

私たちは事前にこのことを調べずに1日目に新金谷に行ってしまったのですが、

トーマス運休日はトーマスもいないし、トーマスフェアにも入ることができない…。

…というのをその場で知ることとなりました。
(我々の1日目はちょうどトーマス運休日)。

トーマスフェアにはこのように立入禁止の柵が置かれており、
入場はできませんが、遠目にニアやフリン、ウィンストンを撮影することはできます。

トーマスフェアを背景に写真を撮る息子

しかし、トーマス運休日にあえて新金谷に行くメリットも!

新金谷駅の目の前には「プラザロコ」というお土産屋さんがあり、
トーマス号のチケットを引き換えたり、
大井川鉄道限定のグッズなどが買えたりするのですが、
トーマス運休日にプラザロコはもってこい!

とにかく人がいなくて、お土産選びも記念写真の撮影も思う存分楽しめます!

この店内の奥はロコミュージアムというちょっとした展示スペースになっていて、
ここでプラレールと木製トーマスで遊ぶこともできるんです!

息子は木製トーマスにドはまりして、ずーーーっと遊んでいました。

木製トーマスで遊ぶ息子

木製トーマス、最初はBRIOかなと思ったのですが、
レールの作りがBRIOと違っていたのであとで調べてみると、
MATTEL(マテル)というアメリカの玩具会社のシリーズの1つで、
赤ちゃんのおもちゃでよく見るフィッシャープライスや
バービー人形はこのメーカーのシリーズだそう。

木製トーマスは電池で動くタイプではなく、手押しで遊ぶタイプで、
作りも精巧で思わず欲しくなってしまったけれど、
プラレールに加えておさがりのBRIOもある我が家には無理だと
泣く泣く諦めました。(私が)

木製トーマスはこんな感じです。


プラレールはそのレールの作りに関しては
自宅ではできないような
立体的でかなり壮大なものではあるものの、
そこを電車が走っているわけではなく、
あえて電池を抜かれた数々のプラレールを
子どもたちが手押しで遊ぶというもの…。

せっかく何階建てにもなっている巨大な線路があるわけなのですが、
あくまでも手の届く範囲で手押しで、なので、
混んでいるときにはプラレール車両に触れることもままならない状況。

実際、翌日のトーマス乗車日にこのスペースを覗いてみると、
子どもたちがわんさかいて、
なかなかすぐに遊べるような状況ではなかったので、
トーマス運休日にここに来たのは大正解だったと思いました。

おすすめポイント② ホテルの利便性が高い!

このプランでパックになっているホテルは
静岡駅南口にある静鉄ホテルプレジオ静岡駅南

ここがまーーーーなんとも使いやすいホテルで、

・JR静岡駅から徒歩2分
・1階はセブンイレブン
・バイキング朝食付き

という三大メリットに加え、

静岡駅直結のパルシェ1階がデパ地下みたいで夕飯の買い出しにとっても便利だし、
これまた静岡駅から直結のASTYという食を中心とした商業施設には静岡名物がたくさん!!

今回私たちは、パルシェ内の沼津魚がし鮨でお寿司をテイクアウトし、
ASTYにある海ぼうずで静岡おでんをテイクアウトし、
同じくASTYに入っているマクドナルドでナゲット&ポテトを買ってホテルで食べましたー!
(最後はホテル1階のセブンイレブンでアルコール類を…)。

朝食のバイキングはビジネスホテルのバイキングとは思えない品ぞろえ!
子ども用の椅子やコップもありました。

ふりかけや納豆、パン、ジュース、バナナなど、子どもが食べられるものはあるのですが、
やはり全体的に見ると大人向けメニューかなという印象でした。

ここであまり食べられなかった場合は、1階のセブンイレブンで調達するのもいいかもしれませんね。

おすすめポイント③ 2日目も早めに帰路につける

2日目も早い時間にプランが完了するのは小さい子ども連れの旅行に嬉しいポイント!

新金谷駅からのトーマス号の乗車は10:36。
川根温泉笹間渡駅で折り返し、再び新金谷駅に戻ってくるのが12:09と、
ちょうどお昼にはプランが完了するんです!
遠方のかたは特に、この時間に帰路につけるのは本当にありがたいですよね。

ただし2日目にも注意点が。

10:36のトーマス号の乗車に合わせて金谷→新金谷を大井川鐵道で移動する場合、

8:53金谷発→8:57新金谷着

の電車に乗る必要があります。意外と朝早いんです!
これに乗り遅れてしまうと、大井川鐵道で移動するのは不可、
タクシーやバスでの移動になります。

これから繁忙期に入ると一番確実な移動手段は電車になると思うので、
この電車に乗り遅れることは避けておきたいところ。

そうなると、宿泊先のホテルを7:30過ぎには出ておくのが良いでしょう。
(子どもの歩くスピードやJR静岡駅で大型荷物をコインロッカーに預けるなどの作業もあります)。

ホテルの朝食は6:30スタートなので、結構バタバタ…。
これがこのプランの唯一のマイナスポイント、2日目の朝の早さです。

1日目は早めに寝て、親子ともに移動の疲れをしっかり癒し、本番の2日目に備えましょう!

まとめ

事前の下調べはYouTubeを少しかじるくらいしかしませんでしたが、
このプランのおかげでトーマス号の乗車が初めての我々でも、
トラブルなく大いに楽しむことができました。

きかんしゃトーマス号の乗車プランはいくつかあります。
ぜひ、大井川鐵道のホームページから自分に合ったプランを探してみてくださいね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました