我が家のトイトレの鍵は尿意にあった!娘がパンツを履けるようになるまで

育児

今月末に3歳になる娘。
この夏にはなんとかパンツにしたいと、何度もくじけそうになりながらも(私が。)
トイレへの声掛け、トイレとリビングの往復、
時にはトレーニングパンツでの失敗を片付けながら、
先月なんと目標を達成し、
念願のプリキュアパンツを手に入れました!!
イエーーーーーイ!!!

昨夏からゆるく開始したトイトレ

ここまでの道のりは本当に長かったです。(遠い目)

2歳のうちにオムツが外れたらラッキー!という軽い気持ちで、
値引きになっていたアンパンマンの補助便座を、昨夏に購入。
(娘、当時2歳直前)

まずはリビングに補助便座を置いて、
おもちゃ感覚で便座に座ることを練習。

嫌がることもなく、むしろ乗り物に乗るかのように楽しんでいた娘。

『あら?これは意外とうまくいくんじゃない!?(ニヤニヤ)』

オムツが取れるまで、1年以上かかるなんて、
このときは想像すらしていませんでした。

トイレ初挑戦の日に偶然出たおしっこに歓喜!

そもそも娘はトイレが何をする場所かわかっていなかったので、
何度か恥を捨てて、私自身が用を足しているところを見せるようにしました。

それで娘もトイレに少し興味を持ったようで、
リビングでの補助便座にある程度慣れた頃に、いよいよトイレへ誘導!

怖がるかな、嫌がるかな、と若干の不安がありましたが、
すでに補助便座には慣れていたので、
トイレにもすんなり入れた娘。

し・か・も!!!!!!!

このとき早くも『チョロッ』とおしっこが出たのです!!!!

これにはもう歓喜!!!!!(私が。)
(娘は何が起きたかわかっておらず、ぽかんとしていた。)

あ、これはもうチョロいもんだわ。
(チョロッと出ただけに)
この夏にはオムツが外れるかもしれないわ。

このときの私は、完全にトイトレを楽観視していました。
これがトイトレという名の長いトンネルの入口ということも知らずに・・・。

Eテレの『すくすく子育て』でトイトレの基礎を学ぶ

出だしは好調だったものの、
まだ2歳にもなっていない子が、連続でトイレでおしっこをできるはずもなく、
初日以来ぱったり途絶えてしまった『チョロッ』。

まぁとりあえず一旦落ち着こうと、
たまたま見たテレビ欄で目に留まったのが、Eテレ『すくすく子育て』のトイトレ特集!

普段、育児系の雑誌やTVを全く見ない私ですが、
(自己流でどうにかなるだろという気持ちが半分、見るのが面倒という気持ちが半分)
さすがにこれは教科書として一度見ておこうと思い、見てみました。

そこで参考にしたのは

  • 始める時期は、月齢で決めることではない。
    トイレの間隔が少なくとも1時間半以上あくことが1つの目安。
  • トイレを楽しい場所にする。
  • 踏み台を置くなどして、足をしっかり着地させることが重要。
  • 『濡れるのが気持ち悪い』という感覚は大人が持つ社会性なので、
    濡れる不快感からトイトレが進むことはない。

他にも番組内で解説されているポイントはいくつかありましたが、
みたこ家で参考にしたのはこの点でした。

そして、番組の最後にまとめとして述べられていた結論は、

トイトレはオーダーメイドである

ということ。

この結論だけは、
病める時も健やかなる時も忘れずに、
常に念頭に置いておくようにしました。
(念頭に置いていたって、イラつくことは多々あった・・・)

※私が見た『すくすく子育て』のトイトレ特集が
公式HPでまとめられていました!ぜひ参考にしてみてください。

エラー - NHK

まずはトイレを『シールが貼れる楽しい場所』にしよう!

トイレを楽しい場所にする手っ取り早い方法は、
ごほうびシールを貼る場所を作ること。

早速、台紙とシールがセットになった『ごほうびシール』的なものを
アカチャンホンポで購入しましたが、
たいして枚数が入っていない割に意外と高い!!(汗)

『これ、、、トイトレが長くなってくると、結構痛い出費だな・・・』

と心の中で若干毒づきつつも、娘のやる気には代えられないと思い、購入。

当初は、トイレでおしっこが出たら貼る、という約束にしようと思っていましたが、
それだとなかなかシールが貼れず、やる気が削がれそうだったので、
トイレで補助便座に座ることができたら貼る、という約束に変更しました。

当然、そのペースだとおもしろいくらいにシールが減ってゆきました・・・。
(ルール変更したい・・・)

※今はもはや1つの台紙に無秩序に貼りまくっている状態。
この台紙を使い切ったら、あとは画用紙と100均のシールでいいや。。

※ちなみにシール入れはクリアファイルを切って作りました。

寒くなってきて、親も子もやる気が減退

最初はシールが貼れる楽しさで順調にトイレに行く娘でしたが、
彼女が徐々にシールに飽きてきたのと同時に、
冬に向かい、寒くなるにつれて、
親の私も少しトイトレに疲れが。

この頃、トイレに座らせていたのは1日1回程度。
何もやることがないときに、トイレに声掛けしてみる、
程度のトイトレでした。

それでも毎日のこととなると、意外と億劫に・・・。
気付くといつもオムツが濡れていて、
おしっこの間隔があいてるかどうかもイマイチよくわからない。
(今から思えば、まだ全然間隔があいていなかったのだと思う。今になってやっとわかる。)

寒くなってきて、便座も冷たいだろうから
(大人の便座は温められるが、補助便座なので温かくならない)
と勝手に私が言い訳をして、

3ヶ月程度、全くトイレに行かなくなりました。
(トイレに置いてある補助便座を見るたびに心が痛んだけれど。)

足の踏み台を作って、再びやる気を起こさせる

冬場は言い訳もできて、トイトレを休んでいてもそこまで罪悪感はなかったのですが、
春が近づくにつれて、徐々に焦りが。

そこで、娘も私も再びやる気を起こすために、
これまた伸ばし伸ばしにしていた『踏み台』を、
今年の2月にやっとこさ作成しました。

『踏み台』に関する記事はこちら

トイトレが楽しくなる!トイレの踏み台の作り方
娘が2歳になる頃から、 それとなくトイトレの環境作りを始めましたが、 およそ半年の年月を経て、 やっと環境が整いました!!!(遅。) 「これがないと子供は上手に踏ん張れない」と言われている、 踏み台を、やっとこさ製作したのです...

この記事内でも書いていますが、
この踏み台を作成したことによって、
『これだけの思いをして作ったんだから!』という私の意地により、
だいぶ私のやる気が戻ってきました!

友達のトイトレ状況を聞くと焦る

2月に踏み台を作り、お風呂前のトイレは習慣化できたものの、
初日の『チョロッ』以降、一度もトイレでおしっこを出せていない状況が続いていました。

おしっこを出せていないことはもちろん不安でしたが、それ以上に、
娘が自発的に「トイレにいきたい」と言わないことが不安でした。

このままでは夏までにオムツを外せない!と焦り始めますが、
『トイトレはオーダーメイド』の言葉を胸に、
必死に自分を落ち着かせてきました。

それでも、娘のお友達(同じ月齢)と遊んだ際などに
そのお友達が「トイレいく!」と、公園にいてもトイレに向かう姿を見ると、
焦らないはずはなく・・・。

でも、そのお友達の様子を見て、あることに気付きました。
もしかして娘は尿意がまだわかっていないのではないか・・・。

尿意について考え始める

娘が尿意をわかっていないと感じた原因は、他にもありました。
今年の春頃から、トイレへの声掛けの他、

「オムツの中でおしっこ出たら、そのときすぐに教えてね!」

と言っていたのですが、それが成功したことが一度もなかったのです。

暖かくなってきた5月頃からは、
おしっこが出るという感覚をわかってもらおうと、
漏らしてもいいからとにかくトレーニングパンツを履かせてみたのですが、
遊んだり、テレビを見たりしているうちに、
気付いたら出ていた、という感じで、
驚いたことに、
出ていること、漏らしていることすら気付いていないことさえありました。
(ソファーが濡れていて、「えっ?おしっこ出てるじゃん!」と私が気付く・・・)

これには相当焦り、もしかしたら病気かも、という不安も抱きつつ、
尿意がわかっていない状態でトイレに座っても出せないだろうな、
と、また少しトイトレを休もうかな、という気持ちになってきたのです。

6月は梅雨にかこつけてトイトレお休み

毎日のトイレへの声掛け、
昨年夏から全く状況が変わっていないことへの焦り、
この夏が勝負という自分で作っているプレッシャー・・・。

今年6月あたりがトイトレの疲れがピークに達していて、
今度は梅雨を言い訳に、1ヶ月トイトレをお休みすることにしました。

この記事を書くために、『すくすく子育て』をもう一度見直したのですが、
(何度も見ようと録画したのに、結局見たのはこれが2度目。)

親が疲れているときは、子供も疲れています

と小児科医が言ってたわ。
もっと早くこの録画見直せばよかったわ。

確かに、娘に

「6月はおトイレお休みして、7月からまた頑張ろう!」

と言ったら、なんだか目がランランと輝いて、

「おトイレいかなくていいの!?」

と言っていました。。
ごめんよ、、娘の疲れに気付かなくて・・・。

休止期間の6月の間に、おしっこの間隔があいてきたことに気付く

トイトレを休止していた1ヶ月間、
私の心は非常に安らかで、落ち着いておりました。(笑)
中途半端な休止ではなく、完全に休止したのが本当によかったと今でも思います。

その間、毎日オムツと向き合うことになったわけですが、
そこでようやく、娘のおしっこの間隔があいてきたことに気付いたのです!

そろそろオムツ替えなきゃ~、とオムツを見てみると、
オムツの線がまだ黄色い!おしっこまだ出てなかったんだ!

おしっこの間隔があく、ということが初めて身をもってわかった瞬間でした。
これで娘の体もトイトレの準備が整ってきたのかな、と思うと、
トイトレに対して初めて前向きな気持ちになれました。

7月からトイトレ再開!自発的にトイレに行きたがるようになる!

1ヶ月の休憩を挟んでトイトレ再開。
明らかに娘の動きに変化がありました。

これまで、私が声を掛けたらトイレに行く、
という流れでしたが、7月に入ると、

「おしっこでそう!トイレいってみる」

と自発的にトイレに行くように!!!!

娘のやる気スイッチが入ったというのもあると思いますが、
一番大きかったのはやはり、
自分で尿意がわかるようになったことなのかな、と思います。

7月前半は、そこでおしっこが出ることはなかったのですが、
トイレに行った直後にオムツにおしっこが出ている、
ということが何回かあったので、
これはそろそろトイレでも成功するかな!?と期待を寄せていたところ、
とうとう7月16日にトイレでのおしっこに成功しました!!!
(備忘用に日付も。)

ただ、このままうまくいくとは限らないかな、と
私自身の過度な期待を必死に抑えていたら、
なんと翌日から娘がRSを発症し、
トイトレどころではなくなってしまいました・・・。

「なんでこのタイミングなんだよぉぉ~!!」

と叫びたくなるのを抑えつつ、
治ってきた頃に再度トイレに行ってみたら、、、

ちゃんと出ました!!!!!

その後、ドキドキしながら、
7月23日に初めてトレーニングパンツで外出。
念のため、着替えとオムツも携えて行きましたが、
外出の2時間程はトイレに行くことはなく、
漏らすこともなく、
帰宅後すぐにトイレに行って、そこでおしっこを出せました!(母、涙・・・。)

夜間とうんち時以外のオムツ外しに成功!

7月中は、おしっこがしたくなったらトイレに行く、
という流れでしたが、
8月に入ると、お昼寝前や外出前におしっこをする、
という流れが定着し、
現在、お昼寝中のオムツも外れ、
残すは夜間とうんちのオムツのみとなりました!!

今は夏場で水分も摂るし、夜間はまだゆっくりでいいかな、
と思っていますが、
うんちをトイレでする、というのも
周りの話を聞いたり、他の方のブログを読んだりしていると、
なかなかハードルが高そうです。。

結論:トイトレが進むのは体の準備が整ってから

早いうちからトイレに親しんでおく、という点においては、
昨年からトイトレを開始したのはよかったかな、と思いますが、
結局その時点ではまだ娘の体の準備が整っていなかったので、
無理に毎日トイレに行かせなくてもよかったな、とは今になって思います。

トイトレは本当に親も子も疲れるものなので、
長いスパンでの休憩も大切だと思いました。

これからトイトレに取り組むママさんにとって、
トイトレが大きな育児ストレスになりませんように。

コメント

タイトルとURLをコピーしました