最近、「ペネロペ」や「ノンタン」を見るのが大好きな娘。
どちらも5分程度で終了する番組で、
確かに小さい子供にとっては、
短時間で終わる物語は理解しやすいんだろうなぁと思うのですが、
どちらも録画したものを見ているので、
「もういっかいノンタンみる」
「ちがうペネロペみる」
と言われるたびに、都度都度リモコン操作をしなければならず、
我々両親にとっては「ペネロペ」と「ノンタン」は恐怖ワードです。。
(一緒にボーッと見る分には構わないが、
何か家事をしている間にこのリクエスト来ると、ほんと萎える。。)
その「ペネロペ」と「ノンタン」の物語の中でも、
娘が特にお気に入りなのが、
クッキーを作ったり、ゼリーを作ったりと、何かお料理をする物語。
おうち遊びもパターン化してきてしまったし、
ちょっと気分転換に、お菓子作りも遊びの中に取り入れていこうと思い、
まずは簡単そうなゼリー作りから。
ラクをしよう、安く済ませようと考えたのがアダとなりました。。
ゼリエースのようなゼリーのもとを買って、
型に注いで冷やし固めれば、はい終わり!にするつもりが、
(実際、ノンタンではそのやり方だった)
行ったスーパーにゼリエースが置いておらず、
ゼラチン買って、みかんの缶詰買って、家にあったイチゴも使って、
だいぶ単価の高いゼリーとなったのに、
缶詰のシロップの甘さだけでどうにかなるだろうと、砂糖も入れずに作ったら、
やっぱり全然甘くない。
「ほのかな甘さ」は子供にとっては「無味」。
結局、ゼリーはノンタンのように「ぷるるん」ともしていないし、
「あまーいゼリー」でもなく、
娘は、みかんといちごだけほじくって食べて、
肝心のゼリーは「あまりおいちくなかった」(そりゃそうだ)と、残しました。
(残飯処理はもちろん私)
ゼリーでちょっと失敗したので、
次こそは!とクッキー作りに挑戦。
小さい頃、お菓子作りをあまりしてこなかったみたこは、失敗するのも怖いし、
(作ったごはんがあまりおいしくないのより、
作ったお菓子がおいしくないというほうがショックが大きい)
全く慣れていないし、家にそれなりの器材もそろっていないしで、
(とりあえず電動のハンドミキサーと粉ふるいは欲しい)
お菓子作りとなると、ある程度のやる気とモチベーションがないとできません。
前日に天気予報を見て、明日は公園に行けなさそうだとわかったので、
前日から気持ちを作り始めます。(どんだけ。)
それでも、当日の娘の気分次第では、
お菓子作りに到達しないことも十分あり得るので、
本当は当日の朝からバターを室温に戻したいところを、それも保留。
当日、娘もクッキー作りに意欲を見せていたので、
バターは急遽レンジで溶かすことにしたのですが、
3分もレンジにかけてしまったら、
(この時点ですでにお菓子作りに不慣れなことが伝わるかと。)
バターの塊は完全に液体。溶かしバター。
「あ、もうこれ終わったわ。しくじったわ」と、
スタート時点ですでにテンション低下。
でも、娘がいる限り、こんなところでくすぶっているわけにはいかない。
気を取り直して、砂糖を入れて必死に手動で混ぜたら、
なんとなく見覚えのある混ざり具合と感触だったので、
「あ、持ち直した。いけるかも!!」とテンション上昇。
そのあと、娘は初めて自分で卵を割ってみたり、
めんぼうで伸ばしてみたり、
テレビで見た通りのことを実践できて、だいぶ楽しめた模様。
さて、最後に木べらで生地を混ぜていくのですが、
ここで娘からビックリ発言!!!!!!
娘「きるように、さっくりと、きるように、さっくりと」
みたこ「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ノンタンで出てきたセリフそのまんま言っとるーーー!!!!!
しかも状況合ってるーーーーー!!!!
「切るようにサックリと」混ぜるのは人生初のはずなのに、
ほんとにその通りのことができとるーーーーーー!!!!!!!
いろいろ驚愕。
ほんとに「しょえーーー!」ってなるくらい驚愕。
しばらく開いた口が塞がりませんでした。
私が「切るように、サックリと」を会得したのは、確か小学校低学年の頃。
『わかったさんのクッキー』を読んで、
「へー、クッキーのときはあんまりぐるぐる混ぜたらいけないのか」
と頭では理解していたけれど、いざ母と一緒にやってみたら
「違う違う、それじゃあ混ぜすぎだよ。こうやってやるんだよ。」
と母がやるのを見て理解した気が。。。
「切るように、サックリと」混ぜた結果、
クッキーはとてもおいしく仕上がりました。
焼きムラがあるのも、手作りならでは。
2歳にして、すでに「切るように、サックリと」を会得した娘。
今後、「ひたひたの水」とか「あめいろ玉ねぎ」とか言うようになるのかしら。
久々に『わかったさん』シリーズ読みたいー!!!
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