花のある暮らし

インテリア

最近ハマっている、ドライフラワーについてのお話。

賃貸住まいの時は、
とにかく傷を付けたり、
穴を開けたりすることを極度に恐れ、避けてきたので、
インテリアもなく、花を飾ることもなく
(花は賃貸でも飾れただろ。。)、
今思えば素っ気ない空間に住んでいたなぁと思うのですが、
その家は何も飾らなくとも、
ちょっと洒落っ気のあるマンションだったし、
何より狭かったので、あまり空白が気にならなかったんです。

持ち家になって、空間も広くなった途端、
「何かを飾りたい欲」に掻き立てられ、
シンプルな絵も飾ってみたいし、飾り棚も作ってみたいし、、、
という様々な欲求の中で、
今の自分にも無理なくできるインテリア、
ということでたどり着いたのが「ドライフラワー」

父のお墓参りに行くと、
必ず立ち寄るドライフラワー屋さん。
今回は、後ろにマグネットも付いている小さなスワッグを購入。
(この、シンプルだけどすごくオシャレに見えるラッピングが好き)

こういうの、飾る場所をパッと決められるセンスがないもんで、
一日中家の中をウロウロ・・・
(娘にたびたび「ママー、なにちてるの?」と尋ねられる。的確な質問。)

本当はリビングに飾りたかったけれど、
スワッグが小さいから
リビングに飾るとちまっとしてしまって、合わない。

トイレが一番しっくり来そうだけど、
トイトレ中(全然進んでいない)の
娘仕様になっているトイレにこのスワッグはもったいない、、、

悩みに悩んだ挙句、
玄関とリビングをつなぐ扉の横にもともとあった、
リース型のドライフラワー(別のお店で購入)
を外して(この子はトイレ行き。。)掛けることに。

ほんの数本のドライフラワーがあるだけなのに、
空間がパッと明るくなる。
そこに目をやりたくなる。

虫が苦手すぎるのと、
水やりは、観葉植物と玄関に申し訳程度に置いてある花で手一杯
(キャパ狭すぎ)なので、
生花を家の内外に飾るのはだいぶ先になりそう。。。

亡き父が、花や緑が大好きで、
しょちゅう「ちょっと出掛けてきます」(父の口癖)
と一言残しては、
花の苗やアレンジメントを持ち帰り、
家の中も外も花と緑だらけ。

季節の変わり目には、
母を動員して苗を植え替え、
その脇には本物なんだか偽物なんだかわからない、
ミッキーやミニーや七人の小人を置き。。。

実家にいる頃は、
花が新しく加わっても、
別の花に植え変わっても、
「どこが変わったかわかる?ニヤニヤ」と父に言われても、
何が変わったかにも気づけず、
父の言葉にも「わかんない」と冷たく返すことしかできなかったけれど、
今になって、父があれだけ花を愛していた気持ちがわかる気がします。

ドライフラワーにハマっている私を見たら、
「だからお父さんが言ったじゃない!!ツンツン(私の脇腹をつつく)」
って笑うんだろうな。

今の時期はどの花がいいとか、
これをここに飾ったらどう?とか、
そんなアドバイスをもらいたかったなーとも思うけれど、
きっとそうなったらなったで、
お互い我が強いからケンカになっただろうし、
私の家が父好みになっていくのを
天国から笑って見てくれてたらいいかな。

この先、どんなドライフラワーを飾っていこうか、
どんな素敵な家にしていこうか、
考えるだけでワクワクしてきます。

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